2016年4月13日水曜日

喫茶 シェイクハンド(石川県金沢市)



純喫茶を巡っているなかで、「おっ、これは・・・!」と思ったところに入ってみると意外と最近のカフェ風だったり、逆に飾らないシンプルな外観のお店ほど内装が個性的だったり、想像もつかないようなアートに満ちあふれているケースがよくあります。今回ご紹介する喫茶 シェイクハンドさんは、まさにその後者のケース。


見事に、いい意味で予想を裏切られました。


扉を開けると、目の前に広がっていたのは見たこともないようなドットアート。吸い込まれそうになるほど、壁の端から端までびっしりと凸凹が詰め込まれています。東京や大阪など都市圏には何軒かこんな壁があってもおかしくなさそうですが、少なくとも北陸の喫茶店ではここが唯一でしょう。


見れば見るほど、このテクスチャ感とサイケ的なパワーに魅了されます。かっこいい・・・。

誰が作ったものなのか作品名も書かれていませんが、どこから聞きつけたのか、これを見に建築家や美大生も訪れてじっくりと鑑賞されるそう。「そんなに珍しいもんなの?」とマスターはおっしゃいますが、いやいや!なかなかお目にかかれる代物じゃないですよ。きっと、たぶん。


ちなみに横にすると、火山灰か何かを浴びて荒廃したダウンタウン感が出てますますかっこいい。




改めて店内全体を。アンティークなランプが、革張りチェアのつやをぴかりと引き立たせています。



脱衣麻雀かなぁ。


囲碁卓もありました(しかも脱衣麻雀の上)


カウンターに着いて、コーヒーで一服(なぜかその写真だけが消失)

マスターは趣味で尺八をされていて、休みの日は店内で、仲間同士でセッションをすることもあるんだとか。尺八はマラソンやヨガにも近い有酸素運動になり、ボケ防止や健康にいい影響を与えるそうです。今度見に行ってもいいですか?と聞くと笑顔で「どうぞ」と返してくれたので、またいつか、ふらっと遊びに寄ってみたいと思います。

トイレのカバーがミッフィーでした。


そういえばショーケース前のグリーンカレー、怪しい色してたなぁ。
今度行ったら、このカレーの正体についても聞いてみよう。

最後に、マッチをいただきました。ラブラブだ。

住所 〒920-0052 石川県金沢市薬師堂町イ-33-2

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